小さな頃から、私にはテレビゲームがありました。それは、身近なものとして存在しており、例えば友達と遊ぶツールとして賑やかな空間を彩り幸福感を与えてくれたり、時には壮大な世界観に圧倒されながらも一人で黙々とのめり込む。

私にとってはテレビゲームとはありとあらゆる楽しみを提案してくれる掛け替えの無いもので、そんなゲームという素晴らしいコンテンツを企画、開発、運営されている全てのクリエイター、デベロッパーに対して、私は強くリスペクトを持っています。

Our Goalsで言及した「テレビゲーム市場に貢献する」という大義は、そういったコンテンツを生み出した偉大なる先駆者様達に恩返しがしたいという気持ち、また、これからゲームに触れていくであろう若者に、私が実感してきた事と同じようにゲームを楽しんでもらいたい、という思いがあります。

近年、”e-Sports”、”プロゲーマー”この言葉を聞く機会が増えました。オリンピックの種目の候補としてあげられたりと胸が躍るような噂も小耳に挟んだりと世界的には注目の高い産業で、これからもっともっと大きくなっていくのだろうなと感じております。

しかしながら、まだまだ日本ではゲームだけで生計を立てることは難しく、それは、ゲームに通ずるビジネスにおいて収入を得るようなプラットフォームが少なく、それに比例してゲーマー自身でマネタイズする機会もあまりない、という背景があります。

更にゲーマーやそれに付随する界隈の認識として、ゲーム等をきっかけとして収益を得ることがまるで悪いというようなイメージもあり、今でこそyoutubeなどが提唱しているような『好きなことで生きていく』ですが、ゲーマーという分野においてはまだまだ発展途上で殆どいないのが実情です。

この実情に対して、自分だったら何か出来るんじゃないだろうか、という問題意識からRayRoadを設立するに至りました。

そもそもプロとは何か？何故お金を貰えるのか？それはe-Sportと擬えるように、スポーツと同様、ゲームをするプレイヤーのプレイスタイルに対して、周りで見てくださる人や企業が高い価値を感じてくださるからです。

上記で言及したような認識をしっかり持つことで報酬を受け取るに値するプロ意識を育て、上手い。ワクワクする。楽しい。格好良い。もっと見ていたい。応援したい。ボクも、ワタシも、そうなりたい、と、そう思ってもらえるような大衆を魅了するプレイをしたいという気持ちは常に心掛け、将来的にはゲームのプロフェッショナルにそれ相応の報酬が支払われるような世の中を目指し、私達は尽力します。

RayRoldGaming 代表 都築 魁